9月1日に「秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが年内に結婚する」という報道があってから約3週間あまり。ついに27日午後、小室さんが留学先の米国・ニューヨークから帰国する。2018年2月の婚約延期から実に3年半。ここにきて、急激に事態が動いた理由は何なのか――。
「実は8月ごろから、近々何かしらの発表がありそうだと水面下では言われており、各社の担当記者たちはざわざわしていたのです」(宮内庁担当記者)
しかし、「年内結婚報道」が出た直後は「実のところ結婚に関しては白紙も同然なのではないか?」という意見が皇室ジャーナリストの間でも多かったという。
「年内結婚というものの、具体的な日程は明らかにされていませんし、宮内庁からの正式発表もありませんでした。つまり、決まっているようで何も決まっていない。安定した皇位継承に関する議論のために、早めに眞子さまのご結婚問題を片づけておきたい官邸からのリークなのではないかという話まで出ていました」(皇室ジャーナリスト)
止まらなかった「眞子さま結婚」の報道
しかし、その後も眞子さまの結婚に関する報道が止まることはなかった。
9月16日には《小室圭さん帰国へ、眞子さまとの会見調整も 年内結婚の意向を表明か》(朝日新聞)、22日には《小室さん27日にも帰国 待機期間経て会見も》(産経新聞)、そして24日には《眞子さま、今月末で勤務先の博物館を退職へ 結婚後、年内に渡米予定》(朝日新聞)と、立て続けに各紙が報じた。
さらに、24日、帰国に向けてニューヨークでPCR検査を受ける小室さんの姿をFNNのカメラが捉えた。
約3年ぶりにカメラに収められた小室さんは、髪を長く伸ばし、ポケットに手を入れたまま、記者の問いかけには何も答えず足早に去っていった。翌25日には、「皇族が皇籍を離脱する際に品位を維持するための一時金」が支給されない見通しであることも朝日新聞で報じられた。
連日のように続く“眞子さまと小室さんの結婚関連報道”だが、しかし未だに宮内庁による正式な「結婚発表」はなされていない。ところが、ある宮内庁関係者は「昨年の秋に眞子さまが『お気持ち文書』を発表した時点で、今に至る“結婚スケジュール”は決まっていたようなもの」と明かす。