コロナ渦に生まれたアイデア電子工作品の数々
――きょうこさんの胸元で光っているのはなんでしょうか?
きょうこ これは、緊急事態宣言で、渋谷のライトなくなったじゃないですか。だったらうちらがライトつけちゃおうと。でもただ光らすだけじゃ…と思って「公序良俗」という四字熟語を使っています。これだったら百合子も怒んないだろうと(笑)。
――なるほど。まおさんのマスクも光る仕様になっているんですね。
まお これは、音に反応して光るんです。声を出すと光って、話すのをやめると消えます。Zoom会議とかでいいかなって(笑)。誰が話しているかすぐにわかるじゃないですか(笑)。それにコロナの飛沫感染も防げるし、これなら話している人がすぐにわかるので、いろんな意味で便利かなと思って作りました。
まお ここにはないんですけど、会いたくて震えちゃうデバイスも作りました。ぬいぐるみに、電飾や振動モーターを仕込んだもので、これを彼氏に持たせておけば、会いたいときにWEB上から指示を飛ばすと、ぬいぐるみの胸のLEDが光り、振動モーターが激しく振動します。彼氏に会いたい思いを伝えられるというものなんですけど「会いたい」「すごく会いたい」「会いたくて死ぬ」という 3つの振動レベルから選べます(笑)。
――これは光るお寿司ですね。
まお そうです。お寿司も光れば盛れてるし、日本人っぽいし、カバンとかにつけたら可愛いですよ。
きょうこ このバッグはソーシャルディスタンスバッグです。人が近寄ると赤く光るんです。最近は人と距離を取らないといけないじゃないですか。近くに寄ったらだめだよって反応してくれるので、面白いよねって(笑)。
――面白いです(笑)。距離はどうやってわかるんですか。
きょうこ ロボットとかでよく使う距離センサーというものがあるんですけど、超音波出して跳ね返った距離をセンサーで判断しています。