昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

   
週刊文春 電子版

「私も心の中で『えー!!』って」「息子は当日まで教えてくれない」小室佳代さんが吐露した本当の親子仲

小室佳代さん密着取材一年 #1

雨が降っている中、訪ねると「傘はお持ちですか?」

 ある日は、雨が降っている中を訪ねると「傘はお持ちですか!? 私、お店のロッカーに折り畳み傘があるのでお持ちしますよ」と気遣いを見せる場面もあった。

 それでも、会話らしい会話をするようになったのは、12月に入ってからだ。

 冬の寒い中、その日、勤務を終えた佳代さんは、真っ白なダウンコートに黒のブーツという出で立ち。手には白い革に黒色のラインが入ったバッグを持っている。

ADVERTISEMENT

「すみません、今日はちょっと買い物をしなくてはいけなくて」

 そう言って、近くのスーパーに足早に入っていく。買い物を終えてしばらく一緒に歩いていると、再び別のスーパーの野菜売り場の前で立ち止まり、

「トレビスが39円! 安いですね」

ADVERTISEMENT

1998年、菅平でスキーをした時の小室家

─紫キャベツのようなものですか?

「えっと、どちらかというとレタスに近いですかね。39円は安いです。こっちのほうれん草も99円で安いですね。でも、あんまり買うと荷物がいっぱいになっちゃいますものね」

─記事に佳代さんが買い物をしている姿が載っていたこともある。

「この前も、撮られてしまったみたいです。『大根とアジとコロッケを買った』なんて細かく書いてあって。見られていたんですね。でも、夕飯の材料なので買わないと仕方がないんです。最近もアイスクリームを買っちゃったので、『冬なのにアイス!』なんて書かれないか心配になりました」

 同じ時期、皇室では11月13日に眞子さまが文書で〈結婚は私たちにとって生きていくために必要な選択〉とのお気持ちを公表。その2週間後の30日には秋篠宮が誕生日会見で〈結婚を認める〉〈(小室さんは)相応の対応を見える形で〉などと発言し、その解釈をめぐって世間では議論が巻き起っていた。

自殺を遂げた父・敏勝さんと

 そんな状況でも、佳代さんは目の前の生活に追われていたようだ。年末も洋菓子店の勤務が忙しく朝から晩まで働き、夕飯の材料を買っては、80代の実父が待つ家に帰宅するという日課を繰り返していた。

「私が40歳で今のお店に勤務するようになって、ちょうど今年で15年になります。毎日お仕事は大変で、とくに年末の大晦日にかけてがピークなんです。でも職場の人間関係はとても良いんですよ。皆さん和やかで、和やかで。悪い人は誰もいないというくらい。ついこの前も新しく入った方が『ここは天国みたい。みんな良い人ばかりで』なんて言っていました」

─パートとして勤めている?

「記事ではそう書かれたみたいですが、実は正社員なんです。別にどう書かれても良いですけどね……。今の社員の中では、一番長く勤めていると思います」

─以前、お店でチョコレートパフェを食べたことがある。

「そうですか!? ありがとうございます。ちなみに私の一番のお薦めは『ダミエ』というお菓子です。バターケーキをチョコレートでコーティングしている。1952年の創業当初から売っているんですよ」

×