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「あからさまにする勇気が必要かな」ぺこ&りゅうちぇる夫妻が明かした"生理・性教育”に対する“本音”

『生理CAMP みんなで聞く・知る・語る!』より #1

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ぺこ:うちも家族でオープンに話しますね。お兄ちゃんには、「生理が来たから新しいパンツ取って~」なんて頼んでました。

 学校でも、大きい声で「生理やねん!」「ナプキンない?」みたいな子は、ふつうにいました。コソコソしたほうが恥ずかしいから。高校の頃は周期も把握してなかったし、本当に突然、生理が来ていたんですよ。

りゅうちぇる:僕も、高校生のとき女の子の友だちで、隠す子はいなかったです。時代もあるのかな、オープンな子が多かった気がします。

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子供にも性教育について濁さず話している

――お子さんへの性教育についてはいかがですか?

ぺこ:息子は3歳になりましたが、もう性教育は意識しています。バービー人形で遊ぶのが大好きで、よく人形の洋服を脱がすので、「バービーのお人形はいいけど、お外でお友だちやお友だちのママや先生に、『おっぱい触らせて、見せて』と言っては、絶対にダメだよ」と。また、「もし逆に、大事なところを触らせて、見せて、と言われたり、実際に触ったりされたら、思いっきりノーと言っていいんだよ」とも、1歳半くらいから言い聞かせています。

バービー人形は裸のまま外に持っていかせない

 女性の体については、私が生理のときに息子がトイレに入ってきて、「これ何?」って聞くので、「女の子は大きくなったら、こうなるんだよ」と。出先のトイレでナプキンの販売機を見て尋ねてきたときも、「ナプキンだよ。ママもつけているときがあるよね」と、濁さずに話しています。

りゅうちぇる:男の子として愛する人を大事にするためにも、相手の体を知ることは大切ですよね。自分のことしか考えない人には、なってもらいたくない。相手の体を思いやる気持ちは、急には生まれてきませんから、小さい頃からの土台作りはとても大切です。人形の服を脱がせる遊び方をするのは当たり前の年齢ですから、やめさせるのではなく、「このままだと、お外に持っていけないね」と。

ぺこ:そう、バービーは、裸のまま外に持っていかせないようにしています。

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