文春オンライン

2021/10/20

――錯乱状態に陥ってしまうターゲットもいますよね。

白畑 女性の場合は、良心の呵責というか複雑な気持ちになりました。「後部座席に人がいる」(2017年3月22日放送)でキンタローさん、「ベッドの中に人がいる」(2018年2月28日放送)で尼神インターの誠子さんを驚かせたんですけど、誠子さんは本気で腰を抜かしてしまって。さすがにトラウマになってしまうのではないかと心配になりました。

 スタッフのほうも同じように考えて、あれからは女性はターゲットにしていないんじゃないですかね。

――白畑さんご自身がターゲットにされたこともありました。「ドッキリ仕掛け人としてクローゼットに隠れてる時、色ナシ臭いアリ空気砲食らっても出ていくわけにはいかない説」(2019年10月30日放送)で、アントニー邸のクローゼットに潜んでいるところに不快な臭いの空気砲を放たれるという。

白畑 他の方みたいにドーンと来るわけじゃなく、小さい空気砲で小出しにされていたから、ウワッとかウェッとなるわけじゃないんですよ。そんなに嫌な臭いでもなかったですし。ただ、途中から「なんか、アレだな」とは思いましたし、臭いもこもりますからね。まぁ、最後でむせちゃいましたけど。

©️文藝春秋

オードリー春日が「写真を撮りましょう」

――5年近く“いる人”をやっていると、街で気付かれたり、声を掛けられたりしませんか?

白畑 街ではそんなにありません。いまはマスクを着けて歩いているから、なおさら気付かれない。よその現場に行くと、監督さんやスタッフさんに「一緒に写真撮ってください」「あの顔でお願いします」とか言われちゃいます(笑)。

 この前、「サードシートにも人がいる」(2021年8月18日放送)でオードリーの春日さんをターゲットにしたんですよ。その時は、終わってから春日さんに「写真を撮りましょう」と声を掛けていただいて、一緒に撮りました。春日さんはあまりそういうことを言わない方らしく、スタッフさんが驚いていました。「めずらしいな。春日が写真を撮ろうなんて言うのは」って。

【後編を読む】「ローラー族で、ホコ天で踊っていました」 「水曜日のダウンタウン」に出演、無表情なドッキリ仕掛人の“意外な青春”

写真=松本輝一/文藝春秋

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