パフォーマンス集団のあやまんJAPANは、2014年からユースメンバー制度を導入。「DDD(どこでも誰でも大丈夫)」精神で、40名近いメンバーと共に客の様々な部分を盛り上げてきた。
そんな彼女たちはなぜ、あやまんJAPANに加入しようと思ったのか。またオリジナルメンバーのファンタジスタさくらだ氏も太鼓判を押す、時代の先端を行くグループ編成について聞いた。(前中後編の後編/前編から読む)
◆ ◆ ◆
再ブレイクして、もっとすごい景色を見せてあげたい
――今はあやまん監督の他にレギュラーメンバーとしてサムギョプサル和田さん、たまたまこさんがいて、さらに「ユースメンバー」という不定期のメンバーもいるそうですね。
あやまん監督(以降、あやまん) デビュー前は100人くらいの女の子を束ねていて、「試合」という名の飲み会に合わせ、マッチしそうな女の子を出場させるスタイルだったんですね。
だから原点回帰という意味でも、やっぱりいろんな個性を持つ女の子がたくさんいてこそあやまんJAPANということで、あやまんJAPAN株式会社を立ち上げたタイミングでユースメンバーを募集しました。今は40人くらい在籍しています。
――サムギョプサル和田さんが、「我々はずっとオリジナルメンバーを背負って生きている」と取材で話されていたのが印象的でした。
あやまん 新メンバーの彼女たちにはめちゃくちゃ責任を感じています。和田とたまこを引き込んでしまった以上、再ブレイクしてもっとすごい景色を見せてあげたいんです。
レギュラーの2人はもちろんですけど、本業が他にあるユースメンバーもめちゃくちゃあやまんJAPANのことを考えてくれるんですよ。
――皆あやまんJAPANが大好きなんですね。ユースメンバーの皆さんからはどんな提案が?
あやまん 去年からコロナで営業もなくなって外にも出られないし、面白いこともなんにもなくて。いいネタも浮かばず、本当におばあさんみたいな生活を送ってたんですけど、そうするとユースのメンバーが「監督、あれやりましょうよ!」とガンガン提案してくれるんですね。それで私は彼女たちにケツを叩いてもらってなんとか活動できている感じです。