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「高い=肌にいい」ワケじゃない? 化粧水を買うときに注目すべき“3つのポイント”《成分表示の読み方》

2021/11/12
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補足審査:医薬部外品の化粧水ならなおよし

 もう一つ見ておきたいのは、医薬部外品の化粧水であるかどうか。「医薬部外品」とは、国が認めた有効成分が配合されているという証。美化することを目的とした「化粧品」よりも効果・効能が期待できるのです。

 たとえば、成分表示に「<有効成分>ナイアシンアミド」と表記されている化粧水なら、シワ改善やシミ対策の効果がきちんと発揮されるだけの濃度のナイアシンアミドが配合されているということになります。プチプラでも医薬部外品の化粧水はたくさんありますし、あれこれ成分を覚える必要はなく医薬部外品かどうかチェックするだけなので簡単ですね。

 ただし、セラミドやレチノールは高価な成分なので、プチプラの化粧水に有効成分として含まれていることは稀です。

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 プチプラの化粧水に入っているだけでも十分すごいので、見つけたら手にとって損はありません。

『美肌コスメは一瞬で見抜ける!』では、毛穴やシミなど、肌悩み別にぴったりの成分も載っているので、一生使える美容のバイブルとしてぜひ手元に置いていただけるとうれしいです。

 ドラッグストアで購入できるベストコスメも載っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆協力:川村彩佳

美肌コスメは一瞬で見抜ける!

化粧品子

KADOKAWA

2021年9月9日 発売

「高い=肌にいい」ワケじゃない? 化粧水を買うときに注目すべき“3つのポイント”《成分表示の読み方》

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