小室圭さんのコスプレをした男性は“取材拒否”
20時、衆議院議員選挙の投票が締め切られ、次々と選挙速報が渋谷の電光掲示板にも流れたが、誰も選挙結果に注目するものはなく、渋谷はハロウィーン一色だった。取材班は仮装した若者約300人に「選挙に行ったかどうか?」声をかけた。小室圭さんに扮したコスプレ男性をはじめ、約100人からは回答が得られなかったが、約200人が取材に答えた。
今年のハロウィーンで圧倒的な人気の「東京卍リベンジャーズ」のキャラのコスプレをした特攻服姿の集団に声をかけると、「行ってねえし」「ウゼえ」。センター街から外れた路地裏に座り込む20代後半のマイキー姿の3人組は酒瓶を片手に「選挙いつだっけ?」「今日は血のハロウィンだから(※作中にでてくる喧嘩のシーン)」と会話がかみ合わない。合計7組の特攻服集団に話を聞いたが、ほとんどが投票に行かなかったという。
赤ん坊服を着た20代と思しき女性2人組は「2歳児なので難しいことわかりまちぇーん」と選挙に興味がない様子。スマホで自撮りを楽しんでいた。また日本一有名な5歳児「クレヨンしんちゃん」のコスプレをした30代男性は缶ビールを片手にこう答えた。
「投票は5歳児なので行けません(笑)。あ、そういうのなしにしても行っていないですね、なかなか予定あわないので」
コンビニ前で座りこんでいたのは、サンリオキャラクター「ポムポムプリン」「マイメロ」「シナモン」に仮装した男女3人組。
「いってないですよ、どうせ行ってもかわらないじゃないですか。でもそのうち俺が選挙の人となるんで」(ポムポムプリンの仮装をした男性)
渋谷駅付近にある青山学院大学に通うチャイナ服姿の女性3人組は三者三様にこう答えた。
「行ってないです、都民じゃないので!!(選挙は全国でやってることを伝えると)そうなんですか!? すいません」
「親と一緒に行きました、安定感あるから自民党にいれました」
「私は都議会選挙もいってます。共産党、だからチャイナ服(笑)」