愛子さまご成年と、秋篠宮家問題を切り離したい
「主な行事が12月5日に行われるのは、もちろん愛子さまの大学の授業が最大の理由ですが、愛子さまのお誕生日の前日である11月30日は秋篠宮さまのお誕生日です。前もって行われる記者会見の内容や渡米して間もない眞子さんと小室圭さんのことが各メディアで報じられることでしょう。
数日ですが時間をおいて、12月5日に愛子さまが天皇陛下による勲章『宝冠大綬章』の親授式に臨まれ、さらに黒田清子さんからお借りになるティアラをお召しになって、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻にあいさつをされることで、愛子さまの晴れがましいご成年の節目と、秋篠宮家が抱える問題を少しでも切り離したいという意図があるのではないでしょうか」(皇室担当記者)
2005年11月12日、ご結婚を控えられた紀宮さまは、金の刺繍が入ったホワイトのローブ・デコルテに勲章を付け、ティアラをお召しになった正装で「朝見の儀」に臨まれた。両陛下の前にゆっくりと歩み出られた紀宮さまは、「今日までの長い間、深いご慈愛の中でお育ていただきましたことを心よりありがたく存じます。ここに謹みて御礼申し上げます」と一言一言を確かめるように感謝の気持ちを述べられた。
ご成年の日や、成年皇族として臨まれる国賓を迎えた宮中晩餐などの特別な機会、そしてご結婚関係儀式で身につけることになるのがティアラなのだと思うと、感慨深い。
愛子さまは、英語に次ぐ第二外国語としてスペイン語を選択された。実は天皇陛下が2006年からスペイン語を学ばれるご様子を身近でご覧になっていたことが関心を持たれたきっかけであり、最近でも、陛下の対面授業の際などには愛子さまがごあいさつに立ち寄られることもあるようだ。
天皇陛下は、愛子さまの将来のご結婚について、誕生日会見で「私もその過程でいろいろなことを恐らく相談に乗ることと思いますので、結婚のことも含めて、いろいろ将来のことも話し合う機会というものがあるかと思います」とお答えになった。今こそ、愛子さまのご成年を心からお祝いしたい人々は多いことだろう。