〈あらすじ〉

幼い頃から何をしてもパッとせず、母親(リウ・ジア)に苦労ばかりかけてきたジア・シャオリン(ジア・リン)は、大学受験にも失敗する。その直後、母と一緒に交通事故に遭ったことをきっかけに、ジアは20年前の1981年にタイムスリップしてしまう。工場で働く独身の母(チャン・シャオフェイ)と出逢ったジアは、母に幸せな人生を歩んでもらうために、父親ではなく、工場長の息子と結婚させようと孤軍奮闘する。ジアは元の世界に帰る直前に、母に関するある真実に気付き……。

〈解説〉

中国で人気の喜劇俳優ジア・リンの脚本・監督デビュー作。20年前にタイムスリップした主人公が若き日の母親に親孝行するヒューマン・コメディ。128分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆母を恋う気持はわかるが、いくらなんでも教科書的では? もっぱら80年代・中国の風物・文化へと、興味を絞って観た。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆内輪受けのギャグが泥臭くて笑えないのは仕方がないが、郷愁をテコに取ったペーソスも不発。「母」の美化が強引すぎる。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆過剰にセンチメンタルと感じつつ、乾いた心を潤ませるお笑いの演出力に脱帽。労働がプライドだった時代を楽しめた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆人気の中華大衆食堂。ジア・リンのアイコン力を看板に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の唐揚げを豪快に振る舞う!

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆中国版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。若かりし母に会いたくなる。文革総括に当たる1981年を覗く仕掛けに趣きあり。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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『こんにちは、私のお母さん』(中)
1月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
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