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無限の可能性を秘めた進次郎構文

 もう引っ張りだこの進次郎ネタ。基本的には発言のキャッチーな部分を揶揄されることが多い。本人も「切り取られた」と弁明しているようだが、「進次郎構文」には無限の可能性を感じる。ドラマの中で「うすっぺらい」「賢くない」「はぐらかす」人物描写の要素として、進次郎構文は非常に使えるのだ。

「約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします」「私の中で30年後ってことを考えた時に、30年後の自分は何歳かなと、あの発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、その30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を、私は見届けることができる可能性のある政治家だと思います。だからこそ果たせる責任もあると思うので」(2019年9月・福島県の4町長と会談。除染廃棄物の県外処分の方針や具体策について聞かれて、この回答)

「今のままではいけない。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」(2019年9月・ニューヨークでサミット出席後)

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「反省しているとは言ってるけども、お前は反省の色が見えない、と。そういったご指摘に対しても、それはまさに、私の問題でありますので、反省しているけど見えないという自分に対しても反省をしています」(2020年2月・新型コロナウイルス対策本部の会合を欠席して、地元の新年会に出たことの反省会見)

「退院後、リモートワークができているおかげで、公務もリモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから。それも非常に良かったことだと思っています」(2021年5月・虫垂炎緊急手術後の公務復帰会見)

 その場にいる人を呆れさせて黙らせる効果もあるね。進次郎構文、おそるべし。