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プロフィールに「自己紹介文」を書いてはいけない…マッチングアプリのプロが教える、よくある“5つの間違い"

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2022/02/03
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 さて、いかがだったでしょうか。

 同じ商品の説明とは思えないくらい印象がガラッと変わりますよね。

 どちらの説明文のほうが購入されやすいかは、説明するまでもないと思います。

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 マッチングアプリのプロフィールも、これからご紹介するポイントを押さえるだけで劇的にマッチング率が上がるので、ぜひ意識してみてください。

ポイントその1 メリットではなく、ベネフィットを伝える

 メリットとは、商品のウリや特徴のこと。

 化粧品の例でいうと「◯◯オイルが使われている」とか「~酸が配合されている」の部分がメリットにあたります。

 もちろん、メリットを書かないよりは書いたほうがいいのですが、さらに効果的な商品説明文(プロフィール文)にするには、メリットではなくベネフィットを書くことが重要です。

 ベネフィットとは、メリットによってユーザーが受ける恩恵のこと。

「この商品を買ったらこうなるよ!」という具体的な利益のことです。

 先ほどの化粧品の例でいうと「紫外線の気になる日中でも安心」とか、「石鹸でスルッと簡単にオフできます」などの部分がベネフィットにあたります。商品を買うことで得られる利益が具体的にイメージできるので、購買意欲をそそりますよね。

 これはマッチングアプリのプロフィールでも同じです。

「自分と付き合ったらどんなメリットが得られるか」を書くと、より魅力的なプロフィールになります。

 例えば「料理ができます(メリット)」と書くだけでも、好印象になりますが、 「作りたい料理がたくさんあって困っているので、味見してくれる人を探しています」と書けば、より印象に残りやすく魅力的に映ることでしょう。

 もちろん、本人のキャラクターにもよりますが、このような表現にすることで「料理を作ってもらえる」というベネフィットを可愛らしくアピールすることができ、一石二鳥です。

 ここまであざとい感じはちょっと…という場合は、「こないだ友達にハンバーグをふるまったら、お店のみたい! と言ってもらえてうれしかったです」のように、付き合った時のイメージを膨らませられるような具体的なエピソードを添えるのがオススメです。