大家族ドキュメンタリー番組に出演し、一躍有名になったタレントの美奈子さん(38)の長女であるノエルさんは、昨年20歳を迎えた。
小学生から多くの転校をしてきた彼女に、小豆島での大家族との生活や、美奈子さんとの関係、そして現在について詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)
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幼少期はおてんば娘だった
――ノエルさんのご出身はどちらでしょうか。
ノエル 生まれたのは愛知県豊田市です。母の実家がそこだったので、小さい頃は祖父母と暮らしていました。祖父母がとても優しくて、いろんな場所に連れて行ってくれた記憶があります。お父さんと暮らしていた記憶はかすかにありますけど、保育園の時に離婚したので、思い出はあまりないですね。小学校の時まではたまに会っていましたが、最近は全く会っていないです。
――どんな幼少期でしたか。
ノエル おてんば娘だった気がします。2つ上に兄がいたんですけど、いつも一緒になって遊んでいたし、母も子ども目線になって遊んでくれていたので、楽しかった思い出しかないですね。
学校でも誰とでも仲良くなれるタイプで、友だちも多かったと思います。
「え、本物じゃん! TVの中の人って本当にいるんだ」
――愛知県には何歳までいたのでしょうか。
ノエル 小学校4年生の1学期までいました。母と某有名ドキュメンタリー番組に出演されていた方が再婚することが決まって、最初は愛知県内で一緒に住んでいたんですけど、しばらくしてから小豆島に引っ越すことが決まりました。
母とは職場の新年会で出会って、お付き合いをはじめて、すぐに結婚することが決まったみたいです。結婚前に一度会ったことがある気がするんですけど、その時は、「え、本物じゃん! TVの中の人って本当にいるんだ」と思いました。いつも欠かさず見ていたのが、その有名ドキュメンタリー番組だったので。
いつも画面越しで会っていた人がお父さんになるの? って不思議な気持ちでしたね。その方の子どもたちもTVを通して知っていたので、有名人に会うような気持ちでした。