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こういうこともあるさ、と気分を取り直したいところだが……

 イギリス戦はミュアヘッドが78(ドロー80、テイクアウト77)だったが、序盤の第1エンドと第3エンドに3点につながるショットを決めており、これでイージーに試合を運べる展開になった。

 対する藤澤はイギリス戦は68と乱れた(ドロー80、テイクアウト38)。実際はサードが終了した時点で劣勢に立たされるエンドが多く、難しいテイクアウトを強いられたことが数字に表れてしまった格好だ。しかも第6エンドではストーンが異物を噛み、2点が取れるところ、1点止まりになるなど不運もあった。

 こういうこともあるさ……と気分を取り直したいところだが、この2敗のダメージはそれなりに大きい。

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藤澤五月と、背後に立つ“メガネ先輩”ことキム・ウンジョン ©JMPA

 この2敗で日本は追い込まれることになった。2月15日のセッションが終わった段階での順位はこうなっている(カッコ内は残りの対戦相手)。

 1  スイス    6勝1敗(韓国 日本)

 2  スウェーデン 5勝2敗(ROC 韓国)

 3  イギリス   4勝3敗(中国 ROC)

 3  日本     4勝3敗(アメリカ スイス)

 3  アメリカ   4勝3敗(カナダ 日本)

 6  カナダ    3勝3敗(アメリカ 中国 デンマーク)

 6  韓国     3勝3敗(スイス デンマーク スウェーデン)

 8  中国     2勝5敗(イギリス カナダ)

 8  デンマーク  2勝5敗(韓国 カナダ)

 10   ROC       1勝6敗(スウェーデン イギリス)

 準決勝に進出できるのは上位4チーム。