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今は、新しい彼と交際しています

――再びわかぴょんさん、みかさん、そして2人のお子さんの家族4人での生活が始まるんですね。。

みか そうですね。それからはわかぴょんとの生活に戻りました。でも彼と同居した経験から、わかぴょんも私もいろんな価値観に触れることができました。今までの生き方を変えようと決断することができたのも、そのおかげなので感謝していますね。

――現在みかさんにお相手はいらっしゃるのでしょうか。

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みか 今は、新しい彼と交際しています。たまたま私が働いていた飲食店で出会って仲良くなり、付き合うことになりました。お互いの家も近いので、日中は自分の家で過ごし、夕方から彼の家で過ごすことが多いです。

わかぴょん 娘2人は「今日はお母さんについていく」とか「今日はお父さんといる」と自由に泊まる家を選んでいます。育児や家事もお互いに分担してやっているので、すごく良い生活を送っていますね。僕もみかの彼と一緒に夕飯を食べたり、お互いの家を行き来したりして、仲の良い関係を築いています。

 以前は余裕がなくて考えられなかったんですが、そろそろ僕も恋愛してみたいなと思っています。

​​©深野未季/文藝春秋

――そもそもお2人が出会うまではどんな人生だったのでしょうか。

わかぴょん 僕は今では考えられないくらい真逆の考え方でした。東北出身で、周囲の期待に応えようと卒業後は国家公務員として働いていました。

 ルールを守り、型にはまって生きていたんですが、周りからは「冷たい」と言われることも多々ありました。弟から「家族なのに家族じゃないみたい。血が通ってないよね」って言われたことがあって。ショックだったんですが、確かに私は物事を論理的に考えてしまって、何か問題が生じたとき、その人の感情に寄り添って考えることが出来なかったんですよね。

 昔の彼女からは全員フラれていて、僕から別れようと言ったことはなくて。人に対しても、自分自身に対しても、本当に思っていることを表現することが苦手だったのかもしれないです。