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2022/03/18

source : 文春新書

genre : ライフ, ライフスタイル, 社会, 読書

「みんな」なんて幻

 息子よ。

 みんなが君のことを

 どう思ってるのか気にし過ぎないことだよ。

 他人の価値観にあわせて自分を変えたらいけん。

 みんなに愛されようとするとクタクタになるよ。

 みんなというイメージに騙されないことだ。

 みんななんて関係ない。

 一人一人人間は違うんだから、

 みんなじゃなく一人と向き合いたいね。

相手の人格は否定しちゃダメ

 息子よ。

 怒るのは人間だものしょうがないと思う。

 酷いことされりゃ仏の父ちゃんだって激怒します。

 でも、どんなに怒っても相手の人格までは否定しちゃダメ。

 お前の母さんデベソとか言っちゃそもそも関係ないお母さんに失礼。

 怒る時は陰口じゃなく、本人の前ではっきり怒るべし。

 スッキリさせたらよか。

受験生の親御さんへ

 受験生の息子に夜食を作る。

 しかし、部屋に持って行くと、「いらないよ」と言われてしまう。

 でも、身体も大きな息子くん、勉強したらお腹空くだろうな、と思うから、

 あの手この手で夜食を食べさせたい、父ちゃん。

 同じ思いの親御さん、お互い頑張りましょう!

辻さんと息子さんは「世界一小さな家族」(写真はブログ「JINSEI STORIES」より)

失敗は大きなチャンス!

 たとえばチーズとか納豆とか絶対作ろうと思って作ったものじゃなく、

 なんか偶然の産物というか、

 ある意味失敗の中から生まれてきたものだろう。

 失敗がないと人間は前進もない。

 失敗は成功のもと、ってある意味間違いないわけだから、

 息子よ、しょげるな。

 その失敗は大きなチャンスのはじまりなんだよ。

息子の叱り方

 生き方にも上手い下手があるように、

 怒り方や、謝り方や、逃げ方とか、断り方とか、

 勧め方とか、おだて方とか、

 上手い下手があるんだろうね。

 息子を叱る時、最近、ちょっとね、考えるようになりました。

 どうやって怒るとわかってくれるかなぁ?

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