「1日1mmずつ、自分でナットを回して骨を延ばす」“骨延長手術”で身長を10cm延ばしたイケメン医師が語る「アルメニアでの入院生活」

アンチに批判されても「顔や職業を公開する」深いワケ

――Genさんが2018年にアルメニアで骨延長手術を受けて、もうすぐ丸4年。現在は骨延長YouTuberとして積極的に顔や名前を出していますが、これはなぜですか？　アンチにも攻撃されやすいと思うのですが。

Gen　正直なところ、顔と名前を公開するメリットはないです。ただ、僕は自分が情報を発信して、それが広まっていくことで、生きている意味を実感しています。

――生きがいのような？

Gen　YouTubeでは骨延長の経過や体験談を投稿していますが、これはある程度有益なことだと思っているんです。

　というのは、僕が発信すると、別の人が「自分の場合、これは同じだった。これは違った」など反応してくれる。レスポンスが積み重なると、骨延長の知識や技術が向上していきます。これは大げさに言うと、人類の資産になると思うんですね。

――さまざまなケースの蓄積ですね。

Gen　そうです。10年前に比べると、骨延長の情報はとても増えて入手しやすくなりました。そして僕のYouTubeやTwitterを見て骨延長手術を決意し、実際に骨を延ばして日々楽しく生きている人が何人もいるんです。

　僕は医師ですが、この仕事をしていても、社会に新しい価値を提供することはなかなか難しいです。だから、骨延長の情報発信にはやりがいを感じています。