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「1日1mmずつ、自分でナットを回して骨を延ばす」“骨延長手術”で身長を10cm延ばしたイケメン医師が語る「アルメニアでの入院生活」

骨延長手術を受けた医師インタビュー #2

2022/03/13
note

――アルメニアの病院やアパートでの生活はいかがでしたか。

Gen 病院は予想以上に設備が整っていて、綺麗でした。医療スタッフは、たとえばスマホを触りながら血圧を測るなど、日本の病院では当然とされる「丁寧な対応」とは違うなと感じました。

 ただ、外国では医療スタッフの応対は基本的にラフで、アルメニアが特に態度が悪かったということではありません。個人的には、日本が看護に対して過剰なケアを求め過ぎなのかなという気もしています。

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アルメニアごはんを堪能した“おいしい療養生活”

――なるほど。病院の食事はどんなものでしたか?

アルメニアの病院食(本人のYouTubeより)

Gen 基本的には炭水化物が多くて、たとえばこの写真はパンが3つ、チーズのリゾット、そしてヨーグルト。チーズやヨーグルトといっても、たとえば酸味や舌ざわりや固さなどが、日本人が想像するものとはちょっと違うんですよ。僕にはいまいちでした。

 退院後のアパートではメイドさんが3食つくってくれるので、病院食よりはるかにおいしかったです。自分の好みを伝えると、いろいろと料理してくれました。

アルメニアのアパートでの食事(本人提供)
アルメニアのアパートでの食事(本人提供)

――野菜やフルーツもあっておいしそうですね。

Gen 黄色いマグカップの中身は、お湯に切ったレモンとハチミツを入れたレモネードです。免疫力が上がるからとにかく飲むようにと言われました。

――困ったことはありませんでしたか?

Gen あえていえば、インターネット環境です。アパートではWi-Fiに2、3人が同時接続すると低速になったりしました。でもアルメニアは気候もいいし、基本的には快適でしたよ。