昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2022/03/19

家族にまで誹謗中傷のコメントが

――最終的には不起訴になっています。そこに対してはどう思っていますか。

豊嶋 結果的に不起訴ですが、多くの方に迷惑をかけたことは事実ですので、そこに対する反省の気持ちは今も持っています。

 それまでは人を楽しませることが一番で、モラルとか常識とかは軽視してしまっていました。みなさんから叱咤されたことで自分の未熟さに気づくことができましたね。あのまま炎上することなく生きていたら、今のように自分の幼稚でバカな考えを反省し、改めることもできなかったので、すごく感謝しています。

 

 ただ、この一件で思ったのは、僕以外の家族への誹謗中傷が許容されすぎていないかということです。ネットでは簡単に住所や名前が特定され、消えずにずっと残ります。もちろん僕の情報だけだったらいいんですけど、家族にまで誹謗中傷のコメントがたくさん来ました。「あんな男と結婚している嫁もやばい」とか「親も頭おかしい」とか。子どもに対しても来ていたと思います。

――たしかにSNSであれば、何を言っていいという空気はあるような気がします。

豊嶋 僕の経営するお店に、今でも電話がくるんです。無言なので切ろうとすると「ツーンツーン」とか「殺すぞ」って言われたり。6年経ったからと言って、世間から許してもらえたなんて思ってはいないですけど、ちょっと大変だなと思うことはあります。

予期せぬことで時代の流れがガラッと変わることも

――今も動画投稿はしていますよね。事件後に気をつけていることはなんでしょうか。

豊嶋 自分の判断だけではなくて、動画を投稿する前に第三者に確認をしてもらうようになりました。公開前に友人や家族に見てもらって意見をもらっています。

 

 最近は、社会の流れが速くなっているような気がします。例えば数年前はよかったことが今は非常識になっているとか。予期せぬことで時代の流れがガラッと変わることは、今後もあると思います。

 だからこそ世の中のニーズに合わせた笑いをどうしたら与えられるのかを常に考えながらやっていこうと思います。(#2に続く)

撮影=吉田佳央

その他の写真はこちらよりご覧ください。

この記事の写真(17枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー
z