「あ～まだ私の体に興味があるんだ」って
――インスタグラムやTwitterではきわどい写真や動画をあげていますよね。
ゆか 私の写真を見て、世の中の誰かが興奮していることを想像すると、性欲が満たされるんです。だからどんどん過激になってしまうんですけど、これ以上脱ぐと夫に怒られるのでセーブしています。
――彼とセックス以外のボディタッチはあるのでしょうか。
ゆか 洗面所で歯を磨いていたらお尻や胸を触ってきたり、寝ているときに体を触ってこようとすることはあります。彼と手を繋ぐことはほとんどないですけど、たまに繋ぐと「勃起しちゃった」と言っています。そういう時は「あ～まだ私の体に興味があるんだ」って嬉しく思いますね。
――ゆかさんが思う夫婦仲の秘訣は何でしょうか。
ゆか いろんな方法でコミュニケーションを取ることですかね。セックスレスというと仲悪いと思われることが多いんですけど、そんなことはなくて。セックスしなくても仲良くいられると思うんです。一緒に寝たりはしないけど、釣りに行ったり、買い物に行ったりしてコミュニケーションを取っています。そうやって適度な距離を保つのも、仲が良い秘訣なのかもしれません。
「思いやり」が解決してくれることも
――セックスレスに悩んでいる方にメッセージなどありましたら。
ゆか 私の場合は、結構特殊なのであまり参考にならないかもしれないですが、お互いに思いやりを持つことは重要だと思います。私はセックス以外の部分で彼がやってほしいということは全てやっています。彼の食べたい料理を作ったり、彼の両親と同居したり。譲れないところもあると思うんですけど、お互いに譲歩して思いやることで、もしかしたら解決することもあるのかもしれないです。
セックスだけが全てじゃないので、別のコミュニケーションの形を探すのも1つだと思います。あとはなんでセックスしたいのかを真剣に考えてみるとか。私の場合、子どもを作らないといけないという責任感からセックスレスへの焦りを感じていたので、その原因がわかると解決の糸口が見つかるかもしれないです。
結婚11年目、セックスレス9年目に突入しますが、これからもプロのセックスレスとして発信していきたいと思っています。よろしくお願いします！
撮影＝平松市聖／文藝春秋
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