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 あとは、2000年くらいから2015年くらいまで関連グッズ収集にも手を出しました。最初は100本の受注生産だった、大きいうまい棒クッションなんかも集めていましたね。今も置き場所に困るくらいのデカさで15000円くらいしたんですが、買っちゃいました。次第にゴルフのピンやうまい棒がデザインされたパチスロ筐体まで集めるようになり、これは一体誰に向けたグッズなんだ…と自問したりもしましたね。

置き場所に困っているという巨大なうまい棒クッション! 足元のうまい棒のサイズと比較するとその巨大さがわかるはず……。

「うまい棒同盟」管理人が教えるうまい棒の知られざる秘密とは?

――“うまい棒トリビア”もご存じだとか。

川本 やおきんさんって定期的にチャレンジングな味を出す傾向がありまして、短命に終わったものもあれば、今でもずっと続いている味もあるんですよ。ほかにも、何度も販売中止という事態に陥っても、不死鳥のように復活するパターンの味もあります。実際、コアなファンの多いなっとう味は3回製造中止しています。

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 ほかには、餃子味なんかもインパクトがありますし、レアな味ではレモンスカッシュ味や、ちまき味もありましたね。地域限定で言えば北海道のレアチーズ味、沖縄限定のさとうきび味、面白いところで言えば、スマホゲームの“パズドラ”とコラボしたドラゴン味なんていうのもありました。とにかく、時代に合わせていろいろな味が誕生しては消えてを繰り返しているので、正確な数は私でも定かには分かりません。

なかなかお目にかかれないレアフレーバーのうまい棒たち。“パズドラ”コラボのドラゴン味の正体はジンジャーエール風味だったのか!

――パッケージも少しずつマイナーチェンジしているんですよね。

川本 例えばうまい棒を好きになったきっかけの「さきいか味」は、5種類あります。イカを釣り上げるルアーの色が違っていたり、イカがなぜかタコに変わっていたりと、正直「ここにコストをかけて何のメリットがあるんだ?」と思ってしまうのですが、これこそやおきんさんの遊び心といった感じで。コレクション欲がそそられてたまりません。

短命でおわったマニアックなさきいか味。確かによく見るとルアーの形状が違う……!!