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“やおきん公認”の称号を獲得したファンサイト「うまい棒同盟」

――同サイトを語る上で欠かせないのが、“やおきん公認”の称号ですが、どのように獲得したのですか。

「やおきん公認」の文字が輝く、今年で23年という老舗サイト「うまい棒同盟」。作りはレトロだが、更新が今も続いているところに川本さんの熱意を感じる!

川本 HPを作成した当初、勝手にうまい棒の写真を使うのはよくないなと思い、許可を貰うべくやおきんさんにお手紙を送りました。そのついでにちゃっかりと「公認認定してほしい」とお願いしたんです。しかし、手紙の返事は来ず不安になっていたある日、関東版の読売新聞に私のHPの名前が載ったらしく、突然やおきんさんからメールが届いたんですよね。

 そこには、あなたのHPが新聞に取り上げられています、よかったらFAXでその紙面を送りましょうかと書かれていました。その返信として、深い感謝を伝えると同時に、「公認いただけますか?」と諦めずにお願いしたら、「いいですよ」とお返事を頂いたのが始まりです。本当ちゃっかりしていますが、諦めきれなかったのがよかったんでしょうね(笑)。

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“うまい棒200本常備”、“朝4時に起きて情報収集” の噂

――川本さんの“うまい棒道”に関してネット上では「200本のうまい棒を常備している」、「食べたうまい棒は全て写真を撮り、パッケージをファイリングしている」、さらには「朝4時に起きて情報収集をしている」などの噂が語られています。

川本 全部本当です。正確に言えば本当“でした”。というのも、今は子どもも成長して家庭環境が変わったことと、私自身の胃腸が衰えてきたため、パッケージのファイリングだけにしています。当時は家族に迷惑はかけられないなと思っていたので、朝早く起きて食べた後のパッケージを台所で洗って干し、ファイリングと情報収集もして……みたいな感じでしたね。

早起きしてファイリングを続けた川本さんのうまい棒パッケージコレクション。ラベリングはもちろんのこと、めくると裏側が見えるようになっているのもこだわりポイント。

――コレクションに邁進してきた川本さんですが、収集に際して思い出深いエピソードはありますか。

川本 ヤフオク! で昔のめんたい味のパッケージが出品されたときにすごく興奮して落札したのですが、競合相手がいないので、一人勝ちだったことをすごく覚えています(笑)。今はネットが発達して入手は比較的楽ですが、昔はレアなパッケージを手に入れたという東京の知人のもとに、よく地元の広島から貰いに行っていました。