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いまも更新され続ける公式サイトの放送スケジュール

©getty

 志村さんとのほんのひと言、二言の雑談からも、単なるタレント・芸人・役者の範疇に留まらず、大変優秀なクリエイターであったことがうかがえる。

 なお、志村さんのピンチヒッターでジュリーこと沢田研二さんが出演した映画『キネマの神様』(’21年)は山田洋次監督・脚本(朝原雄三さんと共同執筆)作品。山田監督は、巨匠・橋本忍さんとともにこの『砂の器』の脚本を執筆しており、因縁というか“人の縁”の数奇さを感じてしまった。

 志村さんは今現在も所属事務所のイザワオフィスに“永久所属”中。先に2004年に逝去したドリフのリーダー・いかりや長介さん(享年72歳)もそうだ。事務所公式サイトでは、再放送や総集編等の番組の放送スケジュールも随時更新され、やはり亡くなられた感はいまだに稀薄だ。

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 このまま何年も何年も“志村さんはどこかに生きている”感を感じられたら……と、祈りつつ志村さんの三回忌に深い黙祷を捧げたい。