高校生で手にしたトンボ鉛筆ズームシリーズ
――ご自身にとって思い入れのある商品はありますか?
菅 高校生の頃に父親にねだって買ってもらったトンボ鉛筆の『ズーム707SH』という2000円くらいのシャーペンですね。今は高いシャーペンって沢山出ているんですけど、当時はあまりなかったので、思い出深いですね。今は使い込み過ぎて剥げてきちゃったので、大切に引き出しの中に入れています。
このシャーペン、「本当に大丈夫? 書ける?」っていうくらい、本体がすごい細いんですよ。それを学校で使っていると、クラスメイトから「細っ! 何これ」って言われるくらい。
――そんなに細いんですね。書きづらくはないんですか?
菅 それが全然書きづらくないんですよ! 本当にちゃんと設計されていて、全然疲れないですし、すごくかっこいいんです。トンボ鉛筆のズームシリーズって結構かっこよくて、今でもおすすめです。
コロナ前は週3~4回お店を回っていた
――店舗にはどのくらいの頻度で通われているのでしょうか。
菅 コロナ前は週3~4回行ったり、1日にまとめて何軒もまわっていましたね。コロナの時期はあまり行けなかったので、オンラインで買い物していました。
――素人感覚だと、そんなに頻繁に行っても商品ラインナップはあまり変わらないと思うのですが……。
菅 意外と新作が頻繁に入荷されているんですよ。あとは、全国にある系列店だと同じようなラインナップに見えても、お店によってお客様層が違うので、取り扱っている商品が微妙に違ったり。店員さんの裁量で仕入れるお店だと特色が出てくるので、そういうのを比べてみるのも結構楽しいんです。
――たしかに1つのアイテムでも色違いが数種類あったりしますよね。
菅 そうなんです。5つの色があっても、あっちのお店では3種類、こっちのお店では2種類、みたいなピックアップする色の違いとかもあったりして。そういうのも結構面白いんですよ。