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「ワクワクするようなアマチュア野球界を掘り起こしたい」 斎藤佑樹(33)を刺激する、経営者やIT技術者、アーティスト達との“新しい”交流

「ワクワクするようなアマチュア野球界を掘り起こしたい」 斎藤佑樹(33)を刺激する、経営者やIT技術者、アーティスト達との“新しい”交流

斎藤佑樹さんインタビュー#3

2022/04/24
note

CM出演はこれからも増えるんですか?

――ユニクロのCM出演はレベニューシェア契約?

斎藤 それは言えない、言えないです(笑)。でも、ユニクロのスタッフと仕事をしてみて素晴らしいなと思いました。それぞれがしっかりビジョンを持っているし、未来に向かって自分がこうなりたいというプランが明確なんです。こういう方たちと一緒に仕事をするのは楽しいし、刺激も受けます。

――CM出演はこれからも増えるんですか。

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斎藤 それも言えないです(笑)。でも僕が今、毎日のように色んな方々にお会いしているのは、僕の第二の人生の目標である「野球未来づくり」を実現するため。スポーツが抱えている課題を色んな企業や専門家と組んで解決していくために、知恵やアイディアを吸収している段階です。それをいつか形にしていきたい。

性格は「理性的と思われているかもしれませんが、もともとは突っ走り系(笑)」だという (撮影:深野未季/文藝春秋)

 僕は理性的と思われているかもしれませんが、もともとは突っ走り系(笑)。子供のころは好奇心の赴くままに行動し、両親からよく「周りのことを考えて行動しなさい」と叱られていました。野球を始めてからはそのエネルギーをすべて勝利することに収斂してきましたけど、それがなくなった今、また突っ走り系に戻った感じですね。興味を持つと即行動したくなっちゃうんです。

 これからは英語も喋れないと活動範囲が狭まるので、英会話のレッスンも始めました。

いずれは、子供たちが気軽に野球ができる野球場を作りたい

――その行動は、野球界に恩返ししたい一念からですか。

斎藤 まさしくそう。僕は野球界に育ててもらったのでこれからは恩返しのための活動をしたい。そのためには野球の普及も考えなければならないし、まず野球がとても楽しいスポーツであることを広めていきたいんです。

 あ、実は僕、カメラが趣味でずっと写真を撮りためていたんですけど、4月30日から札幌のソニーストアで「野球少年、少女と北海道の風景」にフォーカスした個展を開くんです。是非、野球少年、少女の魅力に触れていただけたら。

 そしていずれは、子供たちが気軽に野球ができる野球場を作りたいなあ。

日ハム×楽天でマウンドに立つ2017年の斎藤佑樹さん

 

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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