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5、撮影した動画の音声だけを消すワザ

 iPhoneで撮影した動画に余計な音声が収録されていて、誰かに見せたりSNSにアップしづらくなるのはよくある話です。単に風音が騒々しいとか、生活音や自分の声が聞かれたくないといったレベルならまだしも、会話内容が録音されていることで“身バレ”したりと、トラブルに発展することがあるかもしれません。

 iPhoneの「写真」アプリの動画編集機能には、こうした場合のために、音声だけをワンタップで消す機能が用意されています。これならばプライベートな会話をはじめ、対外的に出したくない肉声を含む動画データであっても、AirDropで相手のiPhoneに送ったり、またSNSにアップできるようになります。

 完全な無音動画というのは不自然に思えますが、動画の中にはアニメーションGIFのようにもともと無音のフォーマットもありますので、特にネットにアップする場合は、意外と気になりません。ちなみに動画自体をライブラリ上で非表示にするには、前述の写真を非表示にするのと同じ方法が使えます。

「写真」で動画を開き、右上の「編集」をタップします(左)編集画面の左上にある黄色いスピーカーアイコンをタップしてオフにします(中央)スピーカーアイコンがミュートを示す状態になりました。このまま保存すれば無音の動画として扱われます(右)