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〈基本編から上級編まで〉他人に貸すときも見られたくない!iPhoneのデータを的確に“隠す”5つのワザ

2022/04/22

 プライバシーの塊ともいえるスマホですが、写真を撮るときなど、とっさに人に自分のスマホを貸す機会はしばしばあります。

 また、家族や恋人などの親しい相手とは、データを見せ合うのが常となっているケースは意外とあるのではないでしょうか。「やましいことがなければ見られても困ることはないはず」という論法です。あまり気乗りはしないものの、こうした付き合いを拒否できず、パスワードを共有させられているケースは少なくないようです。

スマホのデータを共有するために家族や恋人の間でパスワードを共有したり、パスワードをかけないよう要求されることは、一部では“当たり前”になっているとも聞きます

 さらには、表向きは「親しい仲でもプライバシーは守られるべき」と言いつつも、席を外している隙を狙って、スマホの中身をこっそりチェックされている……というケースもあるかもしれません。

 家族の誰かにスマホを覗き見られるのが嫌で、就寝時はもちろん風呂やトイレに至るまで、スマホを肌身離さず持ち歩かざるを得ないケースもあるとなると、実に気の毒な話です。

 今回はスマホの機種がiPhoneである場合に限定し、親しい間柄であってもデータを見せたくない時に活用できる、さまざまなTipsを集めてみました。自身の目の届かないところで覗き見られるのを防ぐのはもちろんのこと、一時的に相手にiPhoneを貸すにあたって余計なアプリを見られたくない場合まで、さまざまな用途で活用できるはずです。

1、特定のアプリだけを起動できなくするワザ

 特定のアプリを開けなくするには「スクリーンタイム」を使うのが便利です。ユーザの利用状況を可視化してくれるiPhoneの機能「スクリーンタイム」には、アプリの使い過ぎを防ぐための機能があり、これを応用することで、誰かにiPhoneを渡す時に、任意のアプリが勝手に起動されるのを防ぐことができます。

 利用時間の最小値は1日あたり「1分」なので、設定完了後にアプリを1分開いて放置しておけば、パスコードを使わないと開けない状態になります。この状態で相手にiPhoneを渡せば、こっそり覗き見ようとしても、利用時間の上限を超えているせいで、アプリを開くことすらできないというわけです。

 ただしこの機能をオンにしていると、アプリのアイコンがグレーアウトするほか、アプリ名の先頭に鍵マークがつきますので、故意にアプリを開けなくしていることが一目瞭然です。iPhoneにサインインして中身を見ることが公認である場合、むしろ怪しくなってしまいます。席を外している時に他人がこっそり覗き見するのを防ぐための機能と考えたほうがよいでしょう。

ここではLINEを勝手に開かれないよう設定します。まず「スクリーンタイム」を開き、「App使用時間の設定」をタップして開きます。なお予め画面の最下段からパスコードを設定しておきます(左)起動させたくないアプリを選んでチェックを入れます(中央)時間を最小値の「1分」にし、「使用制限終了時にブロック」をオンにします(右)
対象のアプリはグレーアウトし、アプリ名の先頭に砂時計アイコンが付きます(左)あらかじめ制限時間を超えるようアプリを開いておけば、パスコードで解除しない限り開けなくなります(中央)このほか電子書籍アプリではパスコードを入れないと表示されない秘密の本棚を作れるアプリもあります。これはDMMブックスの例(右)