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2、特定のアプリ“以外”は起動できなくするワザ

 前項とは逆に、特定のアプリを除いてその他は一切見せたくないという場合は、アクセシビリティ機能の一つ「アクセスガイド」を使います。これをオンにすれば、該当のアプリが表示された状態で電源ボタンをトリプルクリックすることで、別のアプリに切り替えられなくなります。写真やウェブサイトを見せるために軽い気持ちでiPhoneごと渡したところ、別のアプリを勝手に開かれてあちこち覗かれた……といった事故を防げます。

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 さらにアプリの中で特定の操作だけを制限することもできます。例えばブラウザで、上下スクロールやリンクをタップしての移動はできるが、ブックマークを見るのはダメ、といった具合です。これらはアプリの画面上で、ボタンのある範囲を選択することで指定できます。

設定から「アクセシビリティ」を開き「アクセスガイド」をタップして開きます(左)「アクセスガイド」をオンにします。併せてパスコードを設定したのち、「ショートカット」もオンにしておきます(中央)使いたいアプリが起動した状態で電源ボタンをトリプルクリックするとアクセスガイドの画面が表示されますので「開始」をタップします(右)
アクセスガイドが有効になり、起動中のアプリ以外に切り替えることができなくなりました(左)終了するには電源ボタンをトリプルクリックし、アクセスガイドの画面左上の「終了」をタップします(中央)アクセスガイドが終了しました。ほかのアプリでも同じように電源ボタンのトリプルクリックでオン・オフが行えます(右)