〈あらすじ〉
世界的歌姫のキャット・バルデス(ジェニファー・ロペス)と新星アーティストのバスティアン(マルーマ)は、大観衆の前でデュエット曲「マリー・ミー」を披露して結婚式を挙げる予定だった。しかしキャットの出番の数秒前に、バスティアンがキャットのアシスタントと浮気をした動画がインターネットを駆け巡る。ショック状態でステージに立ったキャットは、見知らぬ観客のチャーリー(オーウェン・ウィルソン)に何かを感じてプロポーズし、二人はその場で夫婦になる。高校の数学教師でバツイチのシングルファーザーとの突然のギャップ婚に周囲が翻弄され世間が騒然とする中で、キャットとチャーリーはお互いを知るところから関係性をスタートさせる。
〈解説〉
セレブリティと一般男性のロマンチックなラブストーリー。監督は『ウソはホントの恋のはじまり』のカット・コイロ。112分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★★☆“シンデレラ・コンプレックス”の逆を行く話が新味。おのずから喜劇味も。コロナ禍の中、豪華な衣裳も嬉しく、オマケ。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★☆☆恋愛コメディのお約束で押しつつ、柔和な面を見せる。陳腐な奸計や悪玉を出さないのは殊勲賞。Jローも愛嬌たっぷり。
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斎藤綾子(作家)
★★★★☆冒頭のダンスに仰天。展開には薄笑い。だが稼ぐ道具としての孤独と自力で立つ孤独の違いがラストの大会で胸に響く。
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森直人(映画評論家)
★★☆☆☆『ノッティングヒルの恋人』の替え歌の如き。だが洒脱さはなく、30年前のトレンディドラマを無理に蘇らせたような…。
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洞口依子(女優)
★★☆☆☆JLoとウィルソンの化学反応を活かすならバイオニック・ジェミー的能力を移植されぶっ放す程の突飛さで楽しみたい。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
『マリー・ミー』(米)
4月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
https://www.universalpictures.jp/micro/marry-me