「選手からのお誘いは全部無視していい」内田恭子（45）が『すぽると！』直前に先輩からもらったアドバイス

　ただ『プロ野球ニュース』を担当していた中井美穂さんも番組を始められた当初は野球に詳しくなかったと伺っています。

　これはフジテレビの良さでもあるのですが、素人のアナウンサーをゼロから育てていく土壌があるんだと思います。私も三宅（正治）アナがいてくれたので、知識やマナーを教えてもらうことができました。

三宅さんのスクラップ帳にはびっしりと書き込みが…

――今は『めざましテレビ』での活躍が有名ですが、三宅アナウンサーといえばスポーツ実況ですよね

内田　三宅さんの分厚いスクラップ帳には細かくびっしりと文字が書き込まれていて圧倒されました。「本当に使えるのはこの中のほんの一部なんだけどね」と言っておられたのが印象に残っています。

――門外漢だったスポーツのキャスターを務めることになって気をつけたことはなにかありますか。

内田　最初にスタッフから言われたのは、「絶対に知ったかぶりしないこと」。スポーツ番組をご覧になる方は熱いファンの方が多くて専門家並みの知識があるから、知った顔してもダメだよ、ということです。

　間違いなく皆さん、私がなにもわかっていないことをよくわかっていらっしゃるので（笑）、私も絶対に知ったかぶりすることだけはやめようと思っていました。