21歳で芸能界デビュー、不本意な演出で干されかけ…
――芸能界デビューしたきっかけはなんだったのでしょう。
アレン 「整形男子」としてネット界隈ではかなり有名になってたのね。で、テレビからお声がかかって21のときにデビューできちゃったの。
ただオンエアを見てみたら、「女からもらった金で整形しまくって贅沢三昧してる男」みたいな悪意ある編集をされてしまって。ただのクソヒモ、No No Noよね。おかげで2年くらいはまともにテレビから声がかからなくなったの。感謝はしてるけど、だから嫌い、あのデビュー番組っ!
――デビュー時にイメージダウンさせられるような映像が出てしまったと。
アレン でも私もね、スタッフさんに言われたことしかやらなかったし、あとは自分がきれいに映っているかどうかしか気にしていない自己中な出演の仕方をしてたから、そりゃ仕事なくなるよね。だってトークがつまんないだもん。
もうすぐテレビに出てから10年になりますけど、私は干されたりファンがいなかったような時代があるから、今はもう本当にファンを大事にしなきゃって気持ちが強いのよ。この気持ちって、ずっと売れてる人にはわかんないと思う。
アンチには「Badボタン」で反撃
――そこから見事に復活されて、今はYouTubeが主戦場です。
アレン テレビは反応がわかんないじゃない。でもYouTubeって、再生回数っていう数字とコメントが全部自分に見えるから、やる気が出るよね。
――コメントも読まれてるんですね。
アレン 全部見てるよ、私。いいね押してるもん、全員に。で、嫌なコメントにはBadボタン押してます。(ビシッと周りを指差しながら)Bad! Bad! あんたダメ! って。
――私、アレンさんの表現が本当に好きでして。「ムラ突き上げる」とか、ものすごく伝わってくるものがあります。
アレン そうでしょう。っていうか本当に私ね、突き上げてくるんだよね。とにかくドッと突き上げてくるのよ、正直問題。
あと私は上品な言葉遣いが好きなのね。たとえば「アンタ太ってるわね~」じゃなくて、「ずいぶんボディがムチりあげてらっしゃって」です。そうすると相手も「あらそう? ムチってるかしら?」って、なんか悪い気はしないと思うの。