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《整形アイドル》「1200万もかけたのに可愛くなくてかわいそう」中学生で整形を決意した轟ちゃんが10年間整形をし続けたワケ

『整形アイドル轟ちゃん』インタビュー#1

 整形についてYouTubeで発信している整形アイドル轟ちゃん。10年間で1200万円を整形に使った轟さんは、整形後の顔だけでなく、鼻の整形を失敗した時の様子やダウンタイムの様子など全てを動画にしているため、若い世代から絶大な支持を受けている。そんな轟さんに整形について詳しく話を聞いた。(全2回の1回目/後編へ続く)

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挫折を経験した声優養成所

——轟さんが最初に整形に興味を持ち始めたのは何歳のときでしょうか?

 中学2年生の時に容姿のことでいじめを受けていたんです。一重だったんですけど、睨んでるとか目つきが怖いとか言われて。自分ではどうしようもできないし、メイクだけではどうにもならなかったので、その頃から整形したいと思いはじめました。

整形アイドル轟ちゃん ©末永裕樹/文藝春秋

 外見主義の世の中を強く意識するようになったのは高校生の時です。当時、声優を目指していたので、声優養成所に通っていたんですけど、その時に顔がかわいい子が(仕事を)うまいことつかんでいったんですよね。もちろん努力もしているし、演技も上手だけど、顔が良いとさらに評価されていたんです。

 高校生でこんなことに直面するってことは、これから大人になるにつれてもっともっと顔のせいで選択肢が少なくなることがあるんだろうなと思って、それで整形したいって強く思いましたね。

整形前の轟ちゃん

——声優の世界でも容姿で判断されてしまうことがあるんですね。

 アイドル声優の出始めの時期だったので。誰かが悪いわけでもないし。顔がよくて声もよいっていう人が抜けていくのは当然だなって思っています。でも、私の選択肢は減るよなって。世の中としては当然の摂理かもしれないけど、私としてはやりたいことができにくいので、じゃあ自分が動くしかないなと思って。

——そして最初の二重整形をしたんですね。

 そうです。大学1年生の夏休みに二重整形をしました。親には同意書を渡して、翌朝には了承してくれました。最初は渋い顔をしていましたが、ずっと整形をしたいと言い続けていたから、理解してくれたんだと思います。