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“業界人”が集まる《東京サウナ》の実態「コロナ禍以降、深夜の社交場になっている」SnowMan、LDH、キングカズ、優里、Kemio…

“業界人”が集まる《東京サウナ》の実態「コロナ禍以降、深夜の社交場になっている」SnowMan、LDH、キングカズ、優里、Kemio…

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SnowMan、優里、そしてあの人気YouTuberも

 同じ事務所のタレント同士だと“裸の付き合い”もしやすいのかもしれない。今を時めくアイドルたちも、サウナに通っていた。

 2021年4月22日、「文春オンライン」がジャニーズの人気グループSnowManの渡辺翔太(29)と向井康二(27)がサウナへ行っているところを報じている。当時、その場に偶然居合わせた芸能事務所関係者はこう語っている。

「渡辺さんはマイシャンプーやリンス、化粧水など多くの美容グッズを持ち込んでいました。男性だと洗髪などにあまり時間を取られるイメージはないですが、渡辺さんたちは10分以上身体のケアをしていましたよ。渡辺さんはSnowManの美容担当ですから。こうしてグループ全体の美意識が上がっていっているんでしょうかね」

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 歌手の優里(28)も目撃されている。

「昨年10月、知り合いの方と複数でサウナに来ていました。『ハゲが心配なんだよね(笑)』なんて“ボーイズトーク”で盛り上がっていました。サウナだとなぜか腹を割って話しやすいんですよ。だから距離を詰めたい相手と来るのもいいですよね」(音楽レーベル関係者)

 数年前までは、こうした若者がサウナに通う姿はなかなか想像がしにくかった。しかし、こういったサウナブームは初めてというわけではないという。

「第一次サウナブームが起きたのは1964年の東京オリンピック直後。選手村に作られたサウナ施設が好評だったことがきっかけだと言われています。その後にスーパー銭湯が全国各地に開業された1990年代の第二次ブームが起き、今回は第三次ブームです。ただ、ブームの時には若者もサウナに足を運びましたが、それ以外はサウナは“オッサンの趣味”でしかありませんでした。実際、玄人受けするいいサウナは男性専用なことも多かった。

 それがいまや若い男性や女性がサウナに詰めかけているわけですから、大きなムーブメントになっている感じがしますよね」(サウナ業界関係者)

 200万人の登録者を抱える人気YouTuberもサウナに通っているというのだから、このブームの波はかなり大きくなっているということだろう。サウナの利用客が証言する。

2022年4月、サウナから出てきたkemioとよしあき ©️文藝春秋 撮影/宮崎慎之輔

「『ウチらさ~~』という大きな声が聞こえたと思ったら、まさかのkemioさん(26)でした(笑)。同じくYouTuberでモデルのよしあきさん(21)とサウナに入ってきたので『おおっ!』と驚きました。2人はSNSや雑誌のインタビューで仲が良いと公言していますが、プライベートでもよく遊んでいるんですね。

 仲の良さはサウナでも発揮していて、2人で何やら楽しそうに話していましたよ。動画で見せる独特の喋り方やキャラでめちゃくちゃ目立っていました」(利用客)

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