横浜駅のランドマーク、スカイビルの14階にある、スカイスパYOKOHAMA。横浜の港が一望できる開放感のあるサウナ室は、常に湿度が保たれ最高のセッティング。サウナーなら知らない者はいない、人気、実力ともに全国屈指の施設である。そのスカイスパがサウナの歴史を変える大型施設をオープンさせた。それがサウナシアターだ。(全2回の1回目。2回目を読む)
類を見ない巨大なサウナストーブに、100人は入れるサウナ室。サウナシアターと名付けられた部屋にあつまったオーディエンスは80余名。さながら劇場で開演を待つかの如くこれから始まるパフォーマンスを固唾をのんで待っている。
照明が落ち、出囃子さながらの軽快な音楽がスタート。アウフグースマスター(熱波師)が入室すると沸き起こる大きな拍手。軽快な動きと共に巨大ストーブ上にアロマ氷、キューゲルを手早く並べ、ロウリュ水をかけていく。たちまち立ち上る蒸気。サウナ室は香りで充たされていく。
アウフグースマスター(熱波師)のパフォーマンス
音楽が次の曲に代わると軽快な動きと共にタオルをたなびかせ、観客に熱波を送るパフォーマンスが始まる。サウナストーブの鎮座する壁にはプロジェクターで映像が投影され、音楽とも相まってアウフグースのボルテージはいやが上にも上昇していく。