レジェンドサッカー選手が見せた「親子愛」と「プロ意識」
芸能人らも“オフモード”のため、kemioのように目立っていない限り、業界関係者ではなければ気づく人は案外少ない。しかし、服を脱いでも溢れるオーラで注目を集めていた人物もいる。
レジェンドサッカー選手、キングカズこと三浦知良(55)だ。
「カズが俳優の三浦獠太さん(24)、格闘家の三浦孝太さん(19)の息子2人を連れてサウナに入ってきたんです。もう50歳を超えているのに身体はバッキバキに引き締まっていて驚きました。やっぱかっこよかったですね。
この日は2021年大晦日、孝太さんが出場した格闘技イベント『RIZIN.33』の数日後だったんです。孝太さんが1ラウンドTKO勝ちした直後に、両親のもとへ駆け寄って熱く抱き合っていて感動したんですよね。だからなおさら驚きました」(サウナで目撃した別の人物)
この日、三浦が行っていた“サウナ利用法”は少し変わっていたようだ。
サウナがこれほど人気を集めている理由のひとつは、前述した「“ととのう”という感覚を得られるから」(前出・サウナ事業関係者)なのだが、サウナから出てすぐに冷たい水風呂につかる行為は心臓に負担がかかるなどデメリットを指摘する専門家も少なくない。
「カズはサウナには入らず、湯船と水風呂を交互に入る温冷交代浴だけをしていました。しかもしっかりと時間を決めて入っていた。プロ意識が高いんでしょうね。今なお現役サッカー選手を続けるレジェンドはさすがです」(同前)
業界関係者らの社交場としての役割を得て、サウナの楽しみ方はより多様化している。前出・サウナ事業関係者はこうも語っていた。
「サウナがまた流行り始めた当初は、一過性のブームでしかないと見ていた人も多かったと思います。一部の“意識の高い若者”が『渋くて古いサウナの魅力がわかる俺』をアピールしている程度で終わるのかなと。しかし、これだけ著名人がこぞって通ってきている現状をみると、新しいカルチャーが生まれているといってもいいかもしれません。飲んだらサウナ、がアフターコロナの時代に当たり前になっていってくれるとこちらとしてもありがたいですね」
サウナブームはまだまだ終わりそうにない。