5月11日に急逝したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん(享年61)。突然の訃報に日本中が今も深い悲しみに包まれている。
14日、1994年の結婚から27年間、妻として寄り添ってきたひかる夫人が喪主を務めた葬儀が執り行われた。16日にはひかる夫人が所属事務所を通して思いをこう発表した。
亡くなった“最愛の夫”に「どうぞたくさん笑って」
《応援してくださっているファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
生前は仲間とお酒を飲むのが好きで先輩や後輩、仕事でお世話になりました皆様にはご厚情を賜りたくさんの思い出を作らせていただいたと思います。また、最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。故人に代わって厚く御礼申し上げます。私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました。
これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑って たくさん思い出話をしてほしいです》
37年間、お茶の間に笑いを届け、子供から大人までみんなに愛された上島さん。取材班が生前の上島さんの足跡を辿ると、バラエティー番組のMCとして新たな道を進もうとしていたことがわかった。
5月12日、「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演した大久保佳代子(51)はMCの設楽統(49)から亡くなった上島さんについてコメントを求められると、唇を噛み締めて視線を落とし、こう答えていた。
《やっぱり笑いってすごいなって思わせてくれたし、芸人さんってかっこいいなって毎回思って、もうちょっとこの現場にいたいなって思わせてくれる方々なので》
《まだピンと来ない。信じられないですね》
実は、大久保が上島さんと収録を行ったのはつい最近のことなのだ。