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「向こうのイベントって、終わった後に必ずボスたちとの会食があって…」
――とはいえ、AVの世界で人気になるのもかなり難しいことだと思います。
小澤 そうなんですよね。そこは18歳だったので、何もわかっていなかったと思います。ただ、ラッキーだったんですが、当時はハーフの女優さんって全然いなかったんですよ。それがよかったんじゃない?って当時のマネージャーさんとか事務所の社長さんに言われました。あと、英語がしゃべれたのも大きかったと思います。中国とか台湾のイベントが優先的に回ってきていたんで。
お酒が強いのも役立ちましたね。向こうのイベントって、終わった後に必ずイベントを主催したクラブのボスたちとの会食があって、みんなベロンベロンになるまで飲むんですよ。そこで、白酒っていうアルコール度数が80度くらいある酒を“乾杯”“乾杯”って一気飲みしていくんです。
一緒にいったマネージャーとかは“もう無理”ってなってたんですが、私は極度の負けず嫌いなんで、気合いで飲み干し続けたんです。途中から、お酒がチョコレートの味みたいになってきましたが……(笑)。
でも、“女でそんなに飲めるのはいないよ”ってボスたちにすごい気に入ってもらえて、定期的にイベントに呼んでくれるようになったんです。
「これで一晩どう?」と300万円くらいの札束がドン!と…
――AVのお仕事にイベントと大忙しだったと思いますが、お給料の方もかなりあったのでは?