――そして、18歳でグラビアアイドルとしてデビューするんですよね。
小阪 そのマネージャーには、話しかけられた時点で「これからグラビアアイドルとして活動してもらうから」と言われていたんですよ。その時は「グラビアって何?」とポカーンとしていたくらい、何もわかってませんでしたけど(笑)。
それから、新人グラビアアイドルとして週刊誌に売り込んでもらって、誌面で紹介してもらえるようになりました。
初めての水着撮影、そして「ミスマガジン2004」グランプリ
――水着での撮影に抵抗はなかったんですか?
小阪 最初は少しありましたね。でも当時のマネージャーさんをはじめ、周囲の人たちがサポートしてくれました。
例えば、 初めての水着撮影の時、どうしていいかわからず現場でキョロキョロしていたら、マネージャーさんが「あの子みたいにポージングするんだよ」と教えてくれたり。撮影中はカメラマンさんに「足をこうやって開いて……」みたいな感じでポージングの指示をされるんですが、マネージャーさんからは「ポーズによっては、カメラマンの言うことを聞きすぎては駄目だよ」と教えてもらったりしていました。
あとは、できあがった写真を見た時に「これは股を開きすぎだから気をつけてね」と言われたりしましたね(笑)。すごく大事に育ててもらって、ありがたかったです。
――デビュー後すぐに「ミスマガジン2004」でグランプリを獲得されました。
小阪 ミスマガを獲ったのは19歳の時、デビューして4ヶ月後くらいだったと思います。事務所に言われるがままに出たら、ありがたいことにグランプリをいただいてしまって。「うっそ~!」って感じでビックリして号泣してしまいました(笑)。
楽しかったバラエティ番組の仕事
――ミスマガを獲ってから、テレビ出演も増えたのでは?
小阪 どんどんバラエティ番組の仕事が増えていきましたね。最初に出たのは藤井隆さんがMCをしていた『Matthew's Best Hit TV』だったかな。
――バラエティ番組の仕事は楽しかったですか。
小阪 すごい楽しかったです。「みんなで良いものを作ろう」という現場の空気感が好きでした。当時はゴールデンタイムに放送されるのがほとんどクイズ番組だった時代で、私もクイズ番組によく出ていました。
その時はおバカブームの全盛期だったんですけど、ただおバカな回答をするだけじゃなく、いかに面白く答えて場を盛り上げられるかが勝負。ちょっと大喜利に近い感じになっていましたね。