文春オンライン

「友人たちはトシさん(※小柳)と同年代で、50代が中心。そんないい大人が、私のように大麻を一切やらない人間を前にして、隠そうともせず堂々と楽しんでいることに驚きました。自制心よりも、大麻の快楽が勝っていたのでしょうね」

A子 大麻売買した時に、ねえ、あなたはさ、あなたは大麻を売買した時に私を連れて行ったり、みんなが大麻だの薬だのやってるところに連れて行って。

小柳 うん。Bの家な。

A子 うん、Bさんの家とか、だからそういうのを本当に悪かったと思ってる?

小柳 思ってるよ。

A子 二人で会いたいのにそうやってそういうところに連れて行ったのを悪かったと思ってる?

小柳 思ってるよ。一緒にいればそれで、俺一人で行くよりかは一緒の方がいいだろうと思ったから。軽い気持ちだよ。

 

(2021年12月13日の録音データより)

 

小柳とA子さんのLINEメッセージ(2020年12月)

A子さんが「ゾッとした」“大麻パーティー”

 そんな“大麻パーティー”の最中、小柳が見せた様子にA子さんは「ゾッとしたことがあった」と明かす。

「トシさんが私の前で大麻を使用するのは、基本的にセックスの前に快楽を高めるため。使用中は気持ちよさに浸る感じで、おかしな言動をしたことはありませんでした。そんな彼が一度、仲間のわけてくれた大麻を吸った後に、目を充血させて『いいブツだった』と喜んでいたことがあります。その表情は、興奮と恍惚が混じっているような、初めて見るような顔をしていて……。

 その時、どういう流れか忘れましたが戦争の話題になり、誰かが日本軍の特攻隊の動画を見始めました。爆撃機が墜落していく悲惨な映像なんですが、彼も友人たちもそれを見て『かっこいい』ってはしゃいでいて、ちょっと信じられませんでした」

小柳の自宅 ©文藝春秋

 10月以降、A子さんは大麻とセックスを中心とした小柳との関係に疑いを抱き始める。そんなA子さんの様子に何かを察したのか、仕事を理由に小柳は距離を置き始めた。そして11月、小柳から別れ話を切り出したという。