「電撃ネットワークのダンナ小柳と不倫関係になり、大麻の使用や売買の現場に連れ回された」
文春オンラインにこう告発したのはA子さん(40代)だ。#1、#2では小柳とのLINEメッセージのやりとりや、2人の会話の音声などをもとに、小柳の大麻使用の実態について明かしている。
A子さんによると、2020年12月頃に小柳と出会い、ほどなくして交際がスタート。A子さんには夫と子どもがいたため、2人は不倫関係だった。交際期間中、A子さんは小柳が大麻を使用するシーンをたびたび目撃したという。
「トシさん(※ダンナ小柳)はセックスの前には『大麻を吸うと感覚が敏感になる』と、たびたび大麻で一服していました。その後、仲間内で大麻を吸っている場や、大麻の受け取りに同行させられたこともあります」
電撃ネットワークといえば、1990年代に体を張った過激な芸を前面に出し世界で活躍したパフォーマンス集団だ。メンバーの一人であるダンナ小柳は「痛みを感じない」と言う特異体質を活かした牛乳を鼻から入れて目から出す、割り箸を尻で割るといった芸で人気を博した。
大麻を使用していたというのは事実なのか。
5月20日、本人に話を聞きに行くと、小柳は不倫関係も大麻の使用と売買も全面否定。「A子さんの思い込み」だと主張した。
しかし翌日、小柳氏から記者へ「きちんと取材に応じます」との申し出があった。小柳が180分にわたり語った疑惑への答えとは――。
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否定から一転「肉体関係を持ってしまった」
「彼女が文春さんにどういう話をしているのかわかりませんが、こっちとしても向こうの話だけ聞いて記事にされてもというのがあったので……」
5月27日、文藝春秋に1人で姿を現した小柳は、インタビューに答えることを決めた理由をそう説明した。約1週間前の直撃取材では、A子さんとの肉体関係についても否定していた。しかし、改めてA子さんとの関係について尋ねると返ってきたのは意外な答えだった。
「2020年12月にあるパーティーで出会い、帰り際に連絡先を渡されました。数日後に飲みに行った時に、結婚していることや、借金返済のために風俗店で働いていることを聞きました。自分は『旦那さんがいるならちょっと……』と言ったのですが、彼女は『夫とはセックスレスだから全然気にしないで』と。自分もそれを真に受けて、後日、肉体関係を持ってしまった。それは認めますよ。夏ころまで、週1回くらいのペースで会っていました」