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 2人のLINEメッセージのやりとりを見ると、《俺の好きなタイプなんだ》《付き合いたい》と先に誘ったのは小柳であるようにみえる。パーティーのあった2日後の12月15日の午前中にはホテルで密会してもいる。

小柳とA子さんのLINEメッセージ(2020年12月15日)

A子    池袋着いたらどこいく??

A子    密室?

ダンナ小柳    ホテル行く

A子    はい

ダンナ小柳    抱きしめたいから

A子    はい

ダンナ小柳    笑っ

A子    ニヤついちゃういった

ダンナ小柳    俺はA子(※実際は下の名前)とのエッチの相性は抜群だった❤️

ダンナ小柳    ピッタリ😚

A子    私も気持ちよすぎて

ダンナ小柳    良かったぁ 大好きよ💏

 交際のきっかけについての主張は食い違ったままだが、1週間前に直撃取材をした際とは打って変わって、不倫関係については認めた。

フラれた腹いせに俺を苦しめたいんですかね

「最初は一緒にいて楽しかった」というA子さんとの関係だが、次第に小柳にとっては重荷になっていったようだ。

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「だんだんと彼女が自分に執着するようになってしまって。連絡がつかないとか会えない日が続くと、人格が変わったようにLINEや電話をしてくる。彼女は睡眠薬を常用していたのですが、それを多量摂取したと言ってきたり……。それで自分も参ってしまって、距離を置くようにしたんです。

 はっきりと関係を終わりにしようと告げたのは去年の10月だったと思います。すると、これまでのことを暴露してやると言ってきたり、事務所に電話を何十件と入れたりと彼女の行動がエスカレートしてきて……。年が明けて1月だったか、急に家に乗り込んできて家で大暴れされて、これはもう手に負えないと感じて警察を呼んだんですよ。

 彼女は何をしたいんですか? フラれた腹いせに俺を苦しめたいんですかね」

©文藝春秋 撮影/細田忠

 確かにA子さんも、取材に対して「トシさんに執着していた」「夫に不倫がバレて、トシさんにも捨てられたらと思うと不安で仕方なかった」と明かしている。ただ、2人のLINEメッセージを見る限りでは、小柳が「関係を終わりにしようと告げた」という2021年10月以降も、2人はこんなやりとりをしている。2022年1月の会話だ。