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「FLASHさんですよね。仕事の流れで花を出したのは事実。実際に仕事してるので。イベントのステージでメンバーでパフォーマンスしたりだとかあるんで。そういうつながりの付き合いがあったので恵比寿の店のオープンの時に花を出したり。あとはそのお店に食事に行ったりとかはありますよ。その周りがみんな疑いがあるミュージシャンだったりしたので(疑われた)。

 山田孝之とか、電気グルーブがどうとか、松田龍平がどうとか。そこに一緒になってうちらも名前が出てましたけど、みんな花を出してるので。それを記者さんが面白がってみんな一緒くたにそうやって書いちゃうんだと思うんですけど。うちらも一緒になって名前が出てしまったので疑われてしまいましたが、そういうのは一切ないです。疑われないように気を付けようとグループ内で話していたくらいですから」

「FLASH」による報道が出た翌日、小柳は記事のURLを添付したうえで、A子さんとこんなLINEのやり取りをしている。

小柳とA子さんのLINEメッセージ。URL(現在は閲覧できない)は大麻の所持で逮捕された保坂学・耕司兄弟に関する記事(2021年9月28日)

小柳    名前出ちゃったよ😰

小柳    まあ、ここ2~3年会ってないし連絡も取ってないから大丈夫だけど前はほぼ毎日家に行って一緒だったから😅

A子    大丈夫なの??

小柳    大丈夫

©文藝春秋 撮影/細田忠

 A子さんの証言や物証と、小柳の証言には矛盾する点が多い。仮に小柳が使用していたのが「合法のCBDリキッド」だとすると、A子さんが2021年12月13日に録音した「小柳の発言」にも違和感がでてくる。

“大麻発言”は「(A子に)そう言えと言われたから

A子 私に大麻を吸わせたことは悪かったと思ってる?

ダンナ小柳 思ってるよ。それ、もう警察に言ったの?

A子 大麻売買した時に、ねえ、あなたはさ、あなたは大麻を売買した時に私を連れて行ったり、みんなが大麻だの薬だのやってるところに連れて行って。

ダンナ小柳 うん。Bの家な。

A子 うん、Bさんの家とか、だからそういうのを本当に悪かったと思ってる?

ダンナ小柳 思ってるよ。

A子 もう大麻とかはやめるの?

ダンナ小柳 もう売買しないよ。

A子 売買はしないの?

ダンナ小柳 しないよ。

A子 失いたくないんでしょ。電撃ネットワークも、自分の大麻のせいで。電撃ネットワークだって。

ダンナ小柳 大麻は立件できないの。

A子 立件できなくても、週刊誌、小さく炎上させられても……。

ダンナ小柳 炎上しないの。

 

(2021年12月13日の録音データより)

「それは彼女にそう言えと言われたからですよ。家に帰ると彼女がいて、『大麻を吸わせてごめんなさいというまで帰らない』と言われて。彼女が考えた文言を、俺、正座させられて言わされた覚えがありますもん。その頃はもう(A子さんが)薬を服用していて暴れている時だったので。

 帰ってくれって言ってもずーっと家に居座っていたので仕方なく(言った)。じゃなきゃ、大麻を吸わせてごめんなさいなんて言わないですよ(笑)。普通、録音されるのにそんなの言わないですよね。

 ICレコーダーはこの辺(胸の辺りを指して)ですね。バッグかな? 録音していることは知ってましたよ。彼女はこう言えと俺に指示している部分を消して、聞かせたんじゃないですか?」

©文藝春秋 撮影/細田忠

 A子さんから渡された録音データには、小柳が帰宅した瞬間からA子さんが帰宅するまでの1時間11分にわたる会話が記録されている。言葉が切り取られたような不自然な点は見つけることができなかった。