大雪で北海道は全面運休、さてどうする?
さあ北海道~九州まで全国約2週間分の旅支度。荷造りをしたり、中継地へ冬→春の着替えを発送したりと入念に準備する。
【1日目の行程】
東京6:32(北海道・東北新幹線はやぶさ1号)新函館北斗10:53
新函館北斗11:07(はこだてライナー)函館11:24
「センチュリーマリーナ函館」泊
出発は東京駅から。やはり始発の新幹線に乗りたいと早朝6:32発のはやぶさ1号に乗車した。前回同様、座席は夫婦で窓側前後のアサイン。時速320㎞でみちのく路を疾走。“早朝居酒屋新幹線”の始まりだ。真島秀和さん主演のドラマ「居酒屋新幹線」(TBS系)では「二次会のないのが居酒屋新幹線の潔いところ」というセリフがあったが、乗車時間が4時間もあると潔さもなくなる。
ガラガラの車内であるがフルムーンとおぼしき男女がちらほら。斜め向かいの夫妻は妻のほうがイニシアチブをとっている様子。私たちのように“乗り鉄”夫主導の“乗りまくり”夫婦ばかりではないようだ。
函館から特急北斗&おおぞらで釧路まで行く予定だったが、仙台辺りで聞こえてきたはやぶさの車内放送によると、函館から先の札幌行き特急北斗が大雪で全面運休という情報。北斗どころか道内の特急がほぼ運休ということで、いきなりのリスケを迫られる。
北斗の翌日復旧に賭けて急遽函館泊に変更。それにしても午後をまるまる潰してしまうのは、乗りまくり旅的に何とももったいない。
前回は駅直結ホテルをテーマにしたが、今回は駅からタクシー利用(1000円以内程度)もOKというルールにし、バラエティに富むホテルを選ぶことにした。いきなりのリスケだったが大好きなセンチュリーマリーナ函館に投宿できたのはかなり嬉しい。
ホテルで荷解きし、道内のニュースをチェックすると翌日も雪の影響で運休が見込まれるという。客室で時刻表片手に思い切ったリスケを試みる。58枚の発券済みチケットのうち、半分以上無用になることが判明。1日目にして今回も波瀾万丈の予感。とりあえずセンチュリーマリーナ函館の温泉成分濃厚な茶褐色の湯に浸り、あれこれ思案する。