7日間の鉄道旅ですっかり「フルムーン」にはまってしまった夫妻。今回は北海道から鹿児島まで、12日間にわたる“特急乗りまくり&駅近ホテル泊”の旅に出た。
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予定変更の旭川で、あの居酒屋へ
【4日目の行程】
青森10:39(普通)新青森10:44
新青森11:20(北海道・東北新幹線はやぶさ7号)新函館北斗12:17
新函館北斗12:34(北斗11号)札幌16:04
札幌16:30(カムイ29号)旭川17:55 ※表記時刻は全て定刻(以下同様)
「天然温泉 神威の湯 ドーミーイン旭川」泊
紀伊半島を一周してから東京へ戻り、23時過ぎに青森駅近ホテルにチェックインとかなり無理したのも、4日目に北海道入りしたかったからだ。新函館北斗駅から始発の北斗、そしておおぞらに乗り継げば14時前には釧路に着ける算段。
念のためホテルの部屋で深夜更新された明朝からのJR北海道運行情報をチェックすると…他の道内特急はすでに完全復旧しているというのに、なんと北斗のみ今日午前中まで運休とのこと。午後の北斗だと釧路着が22時近くになってしまう。
読みが甘かった…。どうにもならないので午後の北斗11号に乗ることにして、釧路の後に向かう予定だった旭川へ先に行き、旭川から釧路へ向かう段取りに変更。これなら旭川に18時前に着ける。急な予定変更で予約していたホテルには迷惑かけっぱなし。
再開直後の北斗11号は混んでいそうと、朝7:30オープンの青森駅みどりの窓口へ一番乗りして変更発券してもらう。なんとグリーン車は通路側前後で2席だけ空いているという幸運。窓側前後の席に座るというのが私たちのルールだが、そんなルールはガラガラ前提のものであり、今回はアサインの結果、通路側前後の席を初体験。
新函館北斗駅の電光案内板に待ち焦がれた“特急北斗”の文字。乗り込むとグリーン車だけでなく指定席も満席、自由席は立ち席状態。結果として7日間・12日間含め、最も混んでいる列車となった。
札幌から旭川はすぐに乗れるカムイに。ライラックなら半室グリーンはあるが、グリーン無きカムイでも指定席を選べば広いuシートなので及第点。
旭川駅に到着。ここでは「天然温泉神威の湯 ドーミーイン旭川」一択。なんとしても旭川に18時前に着きたかったのは、ドーミーイン至近のお気に入り「居酒屋天金」に行きたかったから。
このお店の早い時間からの混雑度を知っている身としては、少しでも早く入店したい。いつものドーミーインなら先に風呂、後にメシであるが、今回はチェックイン後、部屋に荷物を置いて駆けつけた。何とか入店、オーダー必須の蟹クリームコロッケにアスパラサラダ、そしてザンギ…季節モノも充実のラインナップ。