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「休みたいというのは罪を犯すようで…」BTS”グループ活動休止宣言“の波紋と韓国で語られる“K-POPの暗部”

2022/06/19

 世界的な人気を誇るBTSがYouTube公式チャンネルで「グループ活動休止」を宣言し、韓国はもちろん、全世界に衝撃が走っている。波紋が広がると、所属事務所の「ハイブ」は直ちに、「チーム活動と個別活動を並行する新しいチャプターに突入するという意味」だとコメントを出したが、ハイブの株価が20%以上も急落するなど、いまだ余波は激しい。

活動休止を宣言したBTS(6月15日・ソウル) ©️AFLO

ことの発端は…

 6月14日午後遅く、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」において、BTSのデビュー9周年を記念し「真・防弾会食」という映像が公開された。会食をコンセプトにメンバーが杯を傾け、胸の奥を明かす内容だが、そこで次々に飛び出したのは予想外の発言だった。

「今は自分たちがどんなグループなのかわからなくなってしまった。歌詞を書くのもそうだけど、どんな話をしてどんなメッセージを伝えるかを重要だと思ってきたのに、そういうのがなくなったような気がする」(RM)

「歌詞が出てこない。無理矢理絞り出している。今は本当に言いたいことがないし、何を言えばいいのか分からない」(SUGA)

「いつからか、うちのグループがどこに進むべきか分からなくなった。方向性を失ってしまい、一度考えてからまた戻りたいが、これを話すと(ファンに)失礼になるような気がした」(RM)

「メンバーたちと何度も話したが、バラバラになることで、またくっつくことができる。そんな時間が大事だと思う」(J-HOPE) 

「個人的に良い時間をたくさん過ごし、多様な経験を積んできて、一段階成長してからみんなで戻ってくる日があるだろう」(ジョングク)

しきりに涙を流す姿が…

 映像の意図は、BTSの活動が「シーズン1」を終え、個人活動中心の「シーズン2」に突入することについてファンに説明することだったようで、メンバーたちもシーズン2での個人活動に対する青写真を語った。だが、しきりに涙を流すBTSの姿はファンに大きな衝撃を与えた。