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さまざまなメーカーのエアコンに対応する汎用リモコン

 これら汎用リモコンは、各社のエアコンのリモコン信号のデータを本体内に保存しており、該当のエアコンを指定するだけで使えるようになります。個々のボタンにリモコン信号をひとつずつ割り当てるといった面倒な作業は必要なく、機種さえ特定できればすぐに操作が可能になります。

 今回購入したオーム電機「OAR-N12」とエルパ「RC-36AC」は、設定方法はほとんど同じです。まず最初に、メーカーごとに指定されたボタンを押しながら「運転/停止」ボタンを押します。すると画面に数字が表示されますので、ボタンを繰り返し押しながら、エアコンが反応するまで、この数字を順番に切り替えていきます。

エルパ「RC-36AC」。Amazonでの実売価格は1,600円(2022/7/4現在)。AmazonのURLはこちらhttps://www.amazon.co.jp/dp/B06Y2PPBWB
オーム電機「OAR-N12」。Amazonでの実売価格は1,545円(2022/7/4現在)。AmazonのURLはこちらhttps://www.amazon.co.jp/dp/B072JMFRH7
エルパ「RC-36AC」は2015年5月までに発売された13メーカーのエアコンに対応します
オーム電機「OAR-N12」は2019年12月までに発売された16メーカーのエアコンに対応します
設定方法。指定のボタン(ここでは冷房ボタン)と「運転/停止」ボタンを同時押しすると画面に設定コードが表示されます。この設定コードをエアコンが動作するまで順番に切り替えていきます

 この数字はメーカーごとの設定コードで、「パナソニックであれば10番台」「シャープは20番台」といった具合に、メーカー別にまとめられています。例えばエアコンがシャープ製であれば、20番台の設定コード、つまり21~29番までの数字を順番に切り替えつつ、どの設定コードだとエアコンが反応するかを確かめるというわけです。

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 若干分かりにくいのは、「設定コードの21~25番はまったく反応しなかったが、26番ではエアコンの運転/停止が行えた」からといって、26番が唯一の正解かというと、そうではない場合があることです。というのも設定コードは複数あり、なかには特定のボタンだけが動作しない設定コードも含まれているからです。

 例えば26番の設定コードは、「冷房」「暖房」「送風」の切替ボタンは使えるのに「自動」ボタンが反応せず、一方で27番の設定コードは「自動」ボタンは使えるものの、横方向のスイングが反応しないといった具合です。

 唯一無二の設定コードしか存在しない場合もあるのですが、このように複数ある設定コードがどれも一長一短の場合、どちらを選ぶかはユーザ次第です。設定で唯一迷うところがあるとすればここでしょう。