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19歳の女子競輪選手が思い描く未来のキャリア
――身体的な話でいえば、身長だけでなく、体重についても有利不利はあるんですかね?
河内 それも人によって考え方が違って、体重が重いほうがいいという人も、体重が軽いほうがいいという人もいます。自分の場合は、重すぎちゃうと自転車が進まなくなってしまう感覚があるので、ベスト体重の54、55kgを常に維持するようにしています。
減量すると、体重の減少に伴って筋肉も落ちてしまうし、増量すると、自転車が進まない。そのバランスが自分の中で一番取れている状態でレースに臨み続けたいですね。
――選手生命についてはどのように考えているんでしょう。女子競輪選手は長い人で何歳くらいまで現役を続けられているんですか?
河内 50歳くらいですかね。これまでは結婚・出産で選手を引退する人も多かったんですが、最近は選手を続けられている方が多いです。実際、自分の高校時代の先輩も結婚・出産を経て復帰して、今もレースに出ています。自分としては、今の時点では結婚・出産があっても、引き続き選手としてガールズケイリンの魅力を広めたいという気持ちですね。
写真=坂口尚
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