“つらくない筋トレとストレッチ”を継続
だったら、数キロの増減で一喜一憂するよりも、毎日鏡でボディラインをチェックしたり、少しきつめのパンツを穿けるかどうかを試したりするほうが、心も体も穏やかにダイエットできるんじゃないかと思ったんです。
また、いろんなダイエット方法に手を出してきたからこそ、「短期間である程度は痩せられるけど、ダイエットをやめたらあっという間にリバウンドしてしまう」と身を以って知りました。ダイエットは“つらいことを短期間やる”のではなく、“つらくないことを一生続ける”のがコツなんです。
――“つらくないことを一生続けるダイエット”とは、具体的にどんなことに取り組んだのですか?
トレえみ “つらくない筋トレとストレッチ”、あとは人並みの食生活にしたことで、2年半かけて少しずつ体が変わっていったんです。40キロの減量に成功したいまでも、毎日どちらも続けていますよ。
例えば、筋トレやストレッチをするときは「つらくないと思える工夫」をしました。1日3分だけ腹筋を頑張ってみるとか、テレビを見ながらストレッチするとか。自分で「これならできそう!」と思うものだけを、毎日のルーティンに取り込んでいくんです。
――1日3分の筋トレでも、これまで運動をしてこなかった人にはハードルが高い可能性もあると思いますが。
トレえみ 3分が長いと思うなら、1分でも2分でもいいんです。何もしないと何も変わりませんが、1日1分でも毎日続ければ、少しずつ変化が現れますから!
それでもまだ気が重いという方は、頭がまだボーッとしている寝起きに筋トレを始めるのがおすすめです。「筋トレしなきゃ」と考えてしまうと憂鬱ですけど、そもそも考えるスキを与えなければ憂鬱になりようがないですからね(笑)。
写真=トレえみさん提供