88キロから48キロまで減量したダイエット系インフルエンサー、トレえみさん。ダイエット成功後、5年間リバウンドをしていないことでも有名だ。ツイッターでは、「体重は気にしない」「ダイエットは一生続くもの」など独自のダイエット理論を発信し、フォロワー数は35万人超を誇る。
地道な努力のすえ、大幅な減量に成功したトレえみさんだが、彼女に向けられた周囲の目は、好意的なものだけではなかったという。その理由とは——。(全3回の2回目/1回目から続く)
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「太っていたほうが可愛かった」と言ってくる人も……
――2年半かけて40キロの減量に成功したあと、どんな変化がありましたか?
トレえみさん(以下、トレえみ) 体が疲れにくくなって、外出するのが楽しくなりました。外で過ごす時間が多くなると、歩く距離も増えるから、それ自体がダイエットになっています。
体が健康的になったことで、気持ちもどんどん前向きになっていって。以前は「外に出ても買い物も楽しめない」と思っていたけど、いまは着たい服を着られるようになったから、ショッピングも楽しいです。
――周りの人たちの反応はいかがでしたか。
トレえみ 私の努力を知っている人の多くは、「すごく変わったね!」と褒めてくれました。初対面の人にも、礼儀のある対応をしてもらえることが増えましたね。以前は「こいつには何を言っても大丈夫」と思われることが多かったですから。
その一方で、私のダイエットに対して否定的な人もいました。「太っていたほうが可愛かった」「痩せないほうがよかったのに」「少食になってつまんない」など、ネガティブな言葉をかけてくるんです。
――努力して痩せたことを知っているのに、なぜそんな言葉を。