昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2022/09/18

男性3人が30分ずつ回り、会話をするスタイル

「○○(サイトCの名前)の『朝活』へ、ようこそ。平日の午前中ですが、飲める方はお酒を、飲めない方はソフトドリンクで、リラックスしたひと時をお楽しみください」

「男性陣は30分ぐらいで、お席を替わって、別のテーブルに行って頂きます。お料理は後ほど、皆さんのテーブルに順次、お店の方が運びますね」

「連絡先の交換は、お席を移る前でお願いします。本日は2時間で終了で、フリータイムはありません。女性の皆さん、連絡先の交換を申し込まれても、嫌だったら断って平気ですよ。男性の皆さんは、絶対にしつこく申し込まないでください」

「では、前置きが長くなりましたが、いよいよ、乾杯に移らせて頂きます。本日、○○の朝活にお集まりの紳士、淑女の方々、グラスを持ってください。では、参りますよ~。カンパーイ!」

 システムを説明しよう。この「朝活」に参加したのは、男女共に12人ずつ。それを男3人の4グループ、女3人の4グループに分ける。女性陣は4テーブルの壁際に横一列に座る。そのテーブルを、グループとなった男性3人が30分ずつ、順繰りに回る。会話をして、ドリンクを飲んで、食事をして楽しみましょう、という流れだ。

©iStock.com

彼女が欲しい夫、彼を探す妻

 先ほど描写したアヤさんの両隣にも女性がいた。右側が20代後半と見られるサチさん。左側が、アヤさんと一緒に参加したというメグミさん。アヤさんとメグミさんは、ちょいちょいふたりで話している。

 そして、僕の両隣にも男性がいる。右隣のタカシさんは、40代前半とのこと。白Yシャツにネクタイを締めたスーツ姿だった。都内にある大学の職員で、午後からオフィスに行くらしい。そのため、お酒は控えていた。

 左隣にいたのは、30代後半のユウイチさん。紺色セーターに黒パンツとラフな印象。会場となった飲食店近くにある出版社で営業職をしていると自己紹介した。身長180センチ超のスリム体形で、イケメンの部類に入る。彼はいわゆる常連さん。今回の参加経緯をこう話した。